游月庵の床にはナラ（オーク）の無垢材が張られています。
リノベーション時に張替えしたのですが、珈琲色をしていて傷もあり少しくたびれた感じになっています。これは、いかにも白木のピカピカの床ではなく、適度に使い込まれてやれている感じが欲しいとのリクエストに建築会社さんが応えてくれたもので、床、柱、壁、天井、家具が全体として調和するようにカラーリングされています。
この床を素足で歩くととても気持ちが良く、それを感じていただけるといいな ということで玄関にはスリッパを置かず、スリッパは室内のクローゼットに置かせていただいています。
実際のところお客様はどう感じられているのだろうと気になって仕方ないのですが、
これまでのところ スリッパをご使用される方が1/3、されない方が 2/3 といった具合で、素足で過ごされる方が多いので、それを気持ち良いと感じていただけているのかな と勝手な解釈をしています。
これからは少しずつ寒くなってくるので、いつまでも素足で過ごすというわけにもいきませんが、そんな点も楽しんでいただけるとうれしいなと思っております。
