游月庵からのお知らせやブログ記事です

小牧山城 石垣復元工事 南側完成~小牧長久手の戦いに思いを馳せる

令和3年から復元が進められている小牧山城の石垣工事ですが、令和6年1月13日に行われた「令和5年度小牧山城復元プロジェクト(裏込石記名イベント)」には「游月庵」も参加して裏込石にを記名してきています。

その裏込石が埋められて完成した石垣が4月から公開されているとのことで、遅ればせながら見に行ってきました。裏込石の名の通り石垣の裏に詰め込まれていますので、もちろんどこに埋められているかはわかりません・・・。

游月庵と記名された裏込石も使われて整備された今回の石垣は、城の南側からのアプローチとなる大手道にそった部分であり、言わば“城への花道”を裏でそっと支えていることと思います。。。

さてこの石垣ですがお城に向かって段々につくられており、一部は荒々しく肌をさらした岩盤の上に積み上げられており、ユニークで城を見上げた時に迫力があります。天守の建物(歴史館)に昇ると、天気の良い日には北側の犬山城も見渡せますので、古に広がっていた平野に思いをはせて秀吉軍と対峙した家康軍の気分に浸れます。

市民参加による信長の石垣復元プロジェクト資料
石垣工事完了の記事(中日新聞)