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「本物を求めて、犬山へ。」 日本モンキーセンター編

ブログをお読みいただきありがとうございます。

游月庵による犬山の「ホンモノ」探し三つ目の紹介は、「日本モンキーセンター」です。(「本物を求めて、犬山へ。」の詳細背景はこちら
本テーマで最初に二つご紹介させていただいたのが、「日本モンキーパーク」に関わるもので、今回は「犬山モンキーセンター」です。
「日本モンキー」までは同じで、その後ろにつながる「パーク」と「センター」の違いで、聞きなれない方には同じ施設と間違えてしまうようなネーミングになっています。
それには、二つの施設がもともと一つの施設の遊園地と動物園として一体的に運営されてきた背景があります。私が幼少のころには「日本ラインパーク」という名称で“遊園地”もあるし“猿”もたくさんいる施設でしたが、1980年に「日本モンキーパーク」へ改称され、2014年には公益財団法人「日本モンキーセンター」となり、2つの隣り合う別施設として運営されています。

1956年に名古屋鉄道さんが出資して財団法人としてスタートした「日本モンキーセンター」には、その設立の経緯から現在にいたるまで「ホンモノ」と言える物語がいくつもありますが、その「ホンモノ」ぶりは公益財団法人としてスタートした最初の年、2014年の年報の所長の巻頭言に集約されています。

以下「公益財団法人 日本モンキーセンター 平成26年度年報 巻頭言 所長 松沢哲郎」より抜粋
「日本モンキーセンターが世界に誇れるものが 2 つある。第 1 に、保有するサルの種数が世界一だ。霊長類は世界に約 300 種類が現存していて、そのすべてが絶滅の危機に瀕しているか、絶滅の恐れがある。そうした貴重なサル類を 66 種 953 個体(2015 年 8 月 31 日現在)も保有している。世界を見渡して、JMC 以上に多くの種類のサル類をもつ動物園はない。サル類に特化したきわめてユニークな動物園だといえる。標本資料も約 16000 点ある。第 2 に、世界で最も古い英文の学術誌 PRIMATES を発行している。1957 年に刊行を開始した。現在、霊長類学の英文学術誌は 5 誌あるが、本誌が最も古くから継続している。日本発行の英文学術誌が世界最古、というきわめて珍しい学問分野だといえる。」

「日本モンキーセンター」とはなんと誇らしい施設でしょう。単なる猿の動物園ではありません。世界有数の猿を展示する博物館でもあり研究施設でもあるのです。

さて、そんな素晴らしい「日本モンキーセンター」 冬の風物詩と言えば、“たき火にあたる猿”です。
本来火を怖がるはずのサルが、1959年の伊勢湾台風後に職員が始めたたき火がきっかけで集まるようになり、60年以上続く習慣となったものだそうです。

愛知のニュース【テレビ愛知 ニュース・スポーツ公式チャンネル】
愛知のニュース【テレビ愛知 ニュース・スポーツ公式チャンネル】より

毎年、12月冬至のころから1月末までの週末を中心に行われています。(詳しいスケジュールはモンキーセンターHPのイベントの案内にてご確認ください)